今日はフリースクールの構想について記事を書いていこうと思います。
フリースクールをやると言ったはいいものの、まだ場所も決まっていないですし、
ある程度の構想は出来ているのですが、細かい部分などまだまだ詰めていく必要なところもあり、
いろいろ考えることも多いです^^;
地域の人と色々と関係が持てて、街の雰囲気が良い場所ということで、阿下喜でできたらベストだなと考えています。
なんとか4月スタートに間に合わせたいです^^;
今日はどんなフリースクールにしたいかということを書いていきたいと思います。
フリースクールを作ろうと思ったきっかけはこちらの記事をご覧いただけましたら幸いです。
フリースクールの構想についてですが、
何かを1から始める良いところは、自由にデザインできる点だと感じます。
こういったコミュニティや、人が集まる場所を考える時に、
僕自身、最初に思い出す風景があります。
それは大学時代のサークルの風景です。
僕は大学時代は大阪の国分という街に住んでいたのですが、関西福祉科学大学という小さな大学に通っていまいました。今思い出しても、大学時代の4年間は人生最高に楽しかった時期で、さんざん大学選びには悩んだのですが(当時は北海道の教育大と迷っていました)あの大学を選んで本当に良かったと思います^^
それくらい大学生活が楽しかったんです。
大阪の人のノリというか人柄はすごく好きです^^
大学では4年間、軽音楽サークルに入っていたのですが、
当時1回生の頃、大学内に軽音楽サークル専用の建物がありました。
2回建ての建物で、横には生徒会の部屋があり、軽音サークルは2階の一室をまるまる使わせてもらっていました。
大学の講義が終わると、自然と、この部屋にみんなそれぞれ学年を超えて集まってくるんですね。
だいたい部員の数は20人前後だったと思います(4回生の頃には30〜40人くらいになっていたでしょうか)
それで部室では何をするでもなく、談笑する人もいれば、ギターを弾く人、ドラムの練習する人、
歌い出す人、ご飯食べる人、外に出てバトミントンする人、それぞれがやりたいことをして好きに過ごします^^
そして、帰りたい時に帰るという感じでした。
それぞれの個性があって、長所も短所も含め、自然とみんなが認め合って活かしあっていたなと今振り返ると思います。
時には講義サボって、この軽音ハウスで時間を過ごす人もいました 笑
講義には出ないが、軽音の部室にだけは行くという謎の信念を持った人もいました。
僕自身もなんというか、仲間がいて、自由にやりたいことをして、みんなが笑顔でいるこの空間がすごく好きでした。
言葉でうまく表現はできませんが、ゆるい雰囲気、ゆったり流れる時間、この空間がすごく自分は好きだったんですね。
こういう場所って社会に出たらあるようで、実はなかなかないなって思うんです。
なんか分からないけど、楽しいから自然と人が集まってくる場所。
この風景があったから、もう1回こういう楽しい場所を作れたらなっていうのが自分の中にはあります。
結局、この軽音ハウスは、大学2年の時に、生徒会が使用することになり、普通の「部室」に異動になりました 笑
必死の抵抗もむなしく、強制異動です。
高校とかでよくある4畳半くらいの部室になってしまいました^^;
(どうやって20人 が入るんだよ 笑)
ただ部室が使えなくても、大学の階段でギター弾いたり、会議室でライブしたり、自由なことに変わりはありませんでした。
4回生の最後には、サークル内で卒業式まで後輩の子がしてくれて、手作りの卒業アルバムや、一人一人専用の卒業証書まで作ってくれて、みんなで泣いたのを覚えています。
大学では、仲間や人の笑いのパワー、そして自由な雰囲気の心地よさを本当に教えてもらった気がします。
大げさに言えば、生きることの喜びも体感しましたし、人が集まるとこんなに、元気をもらえるんだということも体感しました。
大学で培った、音楽の技術は、その後、児童養護施設に就職した際も、子ども達と一緒に練習したり、NPOの学校で教員をしていた時も、生徒達に教えたり、演奏会をしたり、本当にかけがえのない体験をさせてもらいました。
人の力って本当にすごいと思います。
「人薬(ひとぐすり)」っていう言葉がありますが、自分に自信がない子や、これまで誰とも関わらず部屋にこもっていた子が、友達ができたり、仲間と何かを体験したりすることで、本当に元気に本来の自分らしく自分を表現できるようになっていく姿を何度も、教員時代に見てきました。
それだけ人の力ってすごいんですよね。
人と話したり、関わるということはそれだけすごい力があるのだと思います。
今が本当に楽しくて満たされてくると、悩んでいた部分も気にならなくなってくる。
人と話すことで、エネルギーが増幅・循環されるのでしょうね^^
僕が社会に出てみて、分かったことは、世の中のほとんどが人の力で成り立っているということでした。
自分だけの力なんてほんの些細なものでした。
これまでも本当に多くの人に支えられてきました。本当に感謝しかないです。
これからも、いろんな人の力を借りなきゃいけないなって思います。
以前、ふとつけたTVで、水のないヒマラヤ山脈に、田んぼや農園を作った日本人の近藤さんという方が紹介されていました。
政府も不可能だと言っていた農地計画でしたが、
それでもなんとかしたいという思いがあり、1人で、土地を耕し、一人で石を運ぶことから始められ、
最初は諦めていた、地元の人たちが感化されて、1人2人と手伝う人が増えたと言います。そして、本当に田んぼや農園を水のない土地に作ってしまいました。
絶対に一人では出来ない作業です。
絶対に作るという意思の強さ、思いの強さと、人の力が加わると、不可能も可能になってしまうんですね。
改めて人の力の偉大さ、思いの強さの大切さに気づかせてもらった番組でした。
人生って面白いなって思います。
自分さえ良ければっていう時代じゃなく、これからは、人と人が助け合っていく時代になっていくと思います。
これから僕もどんな人と繋がっていくんでしょうかね^^
いろんな人が繋がって、みんながそれぞれの個性や良さを発揮して、笑顔で楽しく入られる場、そんな場所を作っていけたらいいなって思います^^
今日も読んでいただいてありがとうございました。
松葉
今日は以前メールした後藤かおりです。ボランティアで週二回くらい掃除でも何でも良かったらお手伝い出来たらと思います。また軌道にのってからでもいいです。宜しくお願いします。
後藤さん、ありがたいコメントありがとうございます^^ 現在、場所の方にも動きがあり、色々と準備している所です。スタートについては、まだ、もう少し時間がかかりそうな感じです。また、地域の人との交流イベントもやる予定ですので、その時は連絡させてもらいますね〜♪