だいぶ経ってしまいましたが、2月15日にいなべ市社会福祉協議会まかろんさん主催の、泉翔さんのひきこもり講演会に参加させていただきました。
ここ1週間くらい、「ひきこもり」というテーマについて自分なりに色々考えていました。
「解決しない、ただつながる」というのが講演会のテーマでしたが、本当にそうだなと感じています。
今は社会問題になっていたり、どうしても問題を解決するという視点になってしまいますが、解決しようと思った瞬間、本質からズレるんですよね。個人的にこれからの時代って、たぶん、サポートとか支援って発想ではなく、「ただつながる、自分らしくいる」これがとてもキーになってくると思っています。
泉さんのお話によれば、家にいることが問題、働かないことが問題、ひきこもり問題をこのように捉えて政府が対策をしてきた結果、ひきこもり問題は解決しなかったということ。
それは表面のことであって、本質はそこじゃないですもんね。
苦しさに苦しんでる、その苦しさがどこからきているか。それは1人1人違うから、その人を知ること。ひきこもりという大きな枠ではなく、一人一人を見ること。当たり前のことなんだけど、とても大事なことだなと感じます。
なので、勝手に解決しようとしない、何かを目指さない、ただつながる、共にいることだけ考える。
今回、この視点を改めて教えてもらった気がします。
解決を目指さないとき、解決に近づく。そうかもしれません。
やっぱり、対等さ、居心地の良さ、楽しい場所、気にかけてくれる人の存在が大切かなー。
あと社会のイメージとして、ひきこもりという言葉がまるで何もできない人と捉えてる所にも問題がありますよね。社会で作られたイメージが自己肯定感を下げている問題。「意識」が作りだしてる。
1人1人にそれぞれの個性と才能があります。
自分で才能が分からないという方は、才能アドバイス行ってますので言ってくださいね^ ^
ただ、環境によって、その才能が生きる場所もあれば死ぬ場所もあるなというのも感じます。
ここの選び方はマジで重要だと思っています。
例えば、同じ作業をして、それができない人は駄目な人ではありません。才能がマッチしてないだけなのです。
全ての人が自分らしさを発揮していけば、勝手にうまく循環するのだから、楽しいのを前提とした、その人の長所を活かせる場を作りたいなーというのがあります。